お知らせ・活動ブログ

Scroll

お知らせ

CATEGORY

TAG

[お知らせ] 🌸新しい命、霧島牧場にて

先日、熊本の農家さんから引き取った赤牛のお母さんが、元気な赤ちゃんを産みました。
黒毛和牛が多く育つ霧島牧場では、赤牛の姿はとても珍しく、その存在感に心が和みます。

赤牛のお母さんと赤ちゃんが寄り添う姿を見ていると、
命のつながりや、母の深い愛情が伝わってきます。

普段は黒毛の牛たちに囲まれた牧場の中で、
すこし違う毛色の赤牛親子が並んでいると、それだけで風景がやさしくなったような気がします。

黒毛もかわいくて魅力的ですが、
赤牛ならではのやわらかな毛並みと素朴な表情には、また違うぬくもりがあります。


[お知らせ] 『World Without Cows ~牛なき世界』を観て

ドキュメンタリー映画『牛なき世界』を鑑賞しました。
この作品は、牛がいない世界を想像することで、畜産の本質とその社会的・環境的な役割を問い直す内容でした。

映画では、世界5大陸を巡るジャーナリストたちが、農業従事者・研究者・経済学者など多様な専門家の声を集め、牛が果たす役割を多角的に描いていました。
食料供給、革製品、化粧品、肥料、環境保全——牛は単なる食材ではなく、文化・経済・自然の循環に深く根ざした存在であることを再認識しました。

特に印象的だったのは、牛が人間の食べられないものを食べ、それを牛肉や牛乳に変える“アップサイクル”の仕組み。
また、反芻によるメタン排出だけでなく、放牧によって草の成長を促し、炭素の回収にも貢献しているという視点は、畜産と環境の関係をより深く考えるきっかけとなりました。

藤本畜産としても、牛とともに生きることの意味を改めて見つめ直し、持続可能な畜産のあり方を模索していきたいと思います。
この映画が示したように、牛の存在は“白か黒か”では語れない。だからこそ、私たちはその複雑さと豊かさに向き合い続けます。

制作ビハインドストーリー
https://m.youtube.com/watch?v=MDqas4AdEUg







[お知らせ] 🐻本日、グランメッセ熊本で開催されている「TYL 畜産ジョブフェスタ」に参加しています!

畜産業界を目指す学生の皆さんが多数来場され、私たちのブースにもたくさんの方が足を運んでくださっています。現場のリアルな声に触れながら、未来の担い手との交流を楽しんでいます。




https://animaljob-festa.com/kumamoto20250713-mid/

[お知らせ] 🐂姫路和牛マスター × 輸出コンソーシアム 若手生産者の集いに参加してきました

先日、藤本畜産として「姫路和牛マスター」による輸出コンソーシアムの若手生産者会に参加してきました。今回の研修はシリーズを重ねてきたこともあり、内容の深さ・議論の熱量ともに格段に増していると感じます。

🔍 活動報告・技術共有・アニマルウェルフェア
今回のテーマは、輸出コンソーシアムの現状報告に加えて、
・貯蓄児に発生しがちなシミや血斑への対策
・アニマルウェルフェアの実践と課題

といった現場のリアルに即したものばかり。特にアニマルウェルフェアに関しては、海外市場を視野に入れるうえで避けて通れない重要な項目であり、熱心な議論が交わされました。

💬 現場の声が飛び交う、濃密な時間
生産者それぞれが持つ課題や取り組みについて、実際のお客様の声も交えながら意見を交換し合う、非常に活発な研修となりました。「良い牛を育てる」だけではない、「どう届けるか」「どう伝えるか」という視点の大切さを、改めて実感する時間でした。

🌱 新しい畜産のかたちへ
このような学びと気づきの場に参加できたことは、藤本畜産としても未来に向けた変化への第一歩だったように思います。輸出という新しいフィールドに対応するための準備、そして地域や消費者との向き合い方を見直す契機にもなりました。

[お知らせ] 姫路和牛マスター:アニマルウェルフェアと持続可能な畜産の未来へ

こんにちは、藤本畜産です。

先日、姫路にて開催された「アニマルウェルフェア研修会」に参加しました。

今回は生産者、食肉業関係者、行政の方々など、多方面の専門家が一堂に会し、アニマルウェルフェア(動物福祉)と持続可能な農業の実現をテーマに、実り多い研修が行われました。

冒頭では、牛の飼育から輸送に至るまでの各工程において、動物たちのストレス軽減と健康管理をいかに行うかについて議論が交わされました。参加者からは実際の現場での取り組み事例も紹介されました。

休憩をはさみ、後半は但馬牛の品種改良と美味しさの研究についての発表が行われました。とりわけ、美味しさんによる研究内容には多くの注目が集まりました。

今回からウェブ配信が導入されたこともあり、遠方からの参加者も多く、アニマルウェルフェアに対する関心の高さが感じられました。持続可能な畜産を実現するためには、こうした知見の共有と現場レベルでの実践の積み重ねが欠かせません。


今後も藤本畜産では、アニマルウェルフェアの理念を実際の飼育・流通に反映させ、お客様に安心と美味しさを届けてまいります。



Scroll Top