お知らせ・活動ブログ

Scroll

お知らせ

CATEGORY

TAG

[お知らせ] 「霧島・福山牧場の朝:牛たちと共に迎える新しい一日」

霧島・福山牧場の朝は、牛たちの見回りから始まる。夜が明け、牧場は静かに活動を開始する。まだ眠っている牛、食事を待ちわびる牛、そして朝の静けさを楽しむ牛たち。それぞれの牛が、新しい一日をそれぞれのペースで迎えている。



牧場長は、各部署を巡りながら全体を見守る。一頭一頭の牛の顔を丁寧に見て回り、その日の健康状態をチェックする。生まれたばかりの子牛から、出荷されるまでの成牛まで、すべての牛が最高の状態で育つよう、細心の注意を払っている。



霧島牧場の朝は、ただの始まりではない。それは、牛たち一頭一頭が、美味しいお肉へと変わるまでの大切な過程の一部なのだ。そして、その過程のすべてが、私たちが提供する肉の品質に反映される。
私たち霧島牧場で育てられた牛たちから得られるお肉は、丁寧な飼育と愛情を込めた管理の結果です。その味わいは、牧場の朝の新鮮な空気や、牛たちの健やかな生活が生み出すもの。是非、霧島・福山牧場のお肉をご賞味いただき、その違いを実感してください。
私たちは、最高の味と品質をお届けするために、日々努力を続けています。霧島・福山牧場のお肉を食べることで、牛たちと私たちの情熱を共有していただければ幸いです。

[お知らせ] 姫路の和牛マスターで開催されたアニマルウェルフェア研修会

歴史と伝統が息づく姫路市にて、姫路和牛マスターで開催された研修会は、アニマルウェルフェアに関する知識と意識を深める貴重な機会でした。元デンマーク大使館の土谷先生を講師に迎え、EU/デンマークがどのように動物福祉を重視しているかを学びました。



アニマルウェルフェアとは?
アニマルウェルフェアとは、動物が健康で、ストレスの少ない環境で生活できることを目指す考え方です。これは、動物が本来持っている行動を発揮できるようにすることや、不必要な苦痛を与えないことを含みます。

デンマークの取り組み
デンマークでは、豚や牛などの家畜に対して、生産現場から運送、屠畜に至るまで、アニマルウェルフェアの観点が徹底されています。例えば、牛や豚には十分なスペースが与えられ、自然な行動が取れるよう配慮されています。また、ストレスを最小限に抑える運送方法が採用されています。

日本の現状と課題
日本でもアニマルウェルフェアに対する関心は高まっていますが、EUの取り組みに比べるとまだ発展途上です。今回の研修会を通じて、日本の生産者や関係者が一歩ずつでも動物福祉を向上させるための行動を起こすきっかけになればと思います。

[お知らせ] 霧島の大地が育んだ逸品•藤本畜産の黒毛和牛枝肉断面

今回も素晴らしいお肉にしあがりました!!

一目瞭然の肉質に優れた枝肉の断面は、霧島の豊かな自然と、大切に育てた社員の情熱の結晶です。

これらの枝肉は、やがて皆様の食卓に上がり、最高の味わいを提供することでしょう。


[お知らせ] 「北海道の牧場で学ぶ:グループ牧場との交流で見えた和牛の未来」

私は、定期的な交流を通じて、北海道の広大な牧場を訪れました。前日からの雨が上がり、曇り空の中、心地よい気温が迎え入れてくれました。
北海道の牧場は、その広さと豊かな緑に圧倒されます。牛たちが広い土地を自由に駆け巡り、青々とした牧草を食べている姿を見ていると、心が洗われるような感覚に包まれます。こんな素晴らしい環境で牛たちは健やかに成長するのだろうと思いました。

情報交換の時間では、繁殖における栄養管理や分娩時の対応について、他の牧場の方々と意見を交わしました。北海道での学びは、九州の畜産業にとっても新たなヒントとなり、和牛業界全体をさらに盛り上げていくための一歩となるとことに違いありません。

この訪問は、単なる知識の共有以上のものがありました。広い大地で育つ牛たちから感じる生命力は、私たちの仕事への情熱を新たにしてくれるのです。

IMG_7619.MOV

[お知らせ] 霧島酒造工場見学から学ぶ畜産経営

霧島牧場から車でわずか30分の距離にある都城市は、黒霧島で知られる霧島酒造の敷地が広がる場所です。平日の朝、事前予約をして訪れた私は、工場に一歩足を踏み入れた瞬間、その広大さと徹底した清潔さに心から驚かされました。訪問の一時間前に到着した私は、工場周辺を散策し、駐車場にある霧島裂罅水の泉で水を汲む地元の人々の姿に印象を受けました。




工場見学では、霧島酒造の歴史に触れ、焼酎への深い愛情と製造に対する熱意を感じることができました。創業者の情熱が始まりとなり、世代を超えて受け継がれる技術と心を目の当たりにしました。
製造工程の説明は非常にわかりやすく、原料の選定から蒸留、熟成に至るまで、一貫した品質管理と衛生管理の徹底が、霧島酒造の品質への妥協を許さない姿勢を物語っています。牧場運営においても、このような徹底した品質と衛生管理は重要な学びです。霧島酒造のように、製品への誇りと責任を持って日々の業務に取り組むことが、長期的な成功への鍵となるでしょう。この見学を通じて、私は多くを学び、牧場運営の質をさらに高めるヒントを得ることができました。
霧島酒造が取り組むバイオ発電は、焼酎製造の過程で出る副産物を有効活用するだけにとどまらず、持続可能な社会への責任と自然との共生を目指す姿勢の表れです。焼酎製造から出る粕をエネルギー源として再利用し、工場の電力を賄うと同時に、地域社会への堆肥としても提供しています。
この循環型の発電方法は、私たちの牧場運営にも大きなヒントを与えてくれます。資源を最大限に活用し、廃棄物を減らすことで、環境への負担を軽減し、経済的なメリットも享受できます。霧島酒造のように、副産物をただ捨てるのではなく、新たな価値を生み出すことができれば、牧場経営もさらに持続可能なものになるでしょう。このようなエコロジーへの取り組みは、今後の農業や畜産業界においても重要なキーポイントとなります。霧島酒造のバイオ発電への挑戦は、私たちにとっても、環境との調和を図りながら事業を展開するための大切な学びとなりました。


Scroll Top